すべての撮影シーンで適正な補正とコントラストを実現
現在市販されているカメラでは、自然な光を完全にとらえることは不可能です。これは直射日光の当たる部分と影の部分のコントラスト比が 1:50.000 あるいはそれ以上に及ぶからです。このようなコントラストはほぼ16ストップに相当し、市販のカメラのセンサーではカバーしきれません。 DxO Optics Proの最新鋭のツールを使うと、このような厳しいライティング条件下でもコントラストと色調は自動調節され、最適なコントラストと露光が実現できます。
シャドウ部を明るくしコントラストを向上
写真の影の部分が強すぎるために、その内側のディテールが識別できないことがよくあります。例えばポーチやアーチなど、背後から光が当たっていたり 日光を遮っている部分だったりします。また被っている帽子のせいで人物の顔が暗くなったり、色黒の人の肌や特に黒っぽい服を着ていたりする場合も該当しま す。
このような場合、銀塩フィルム時代の暗室では様々な手製の道具により暗い影の部分に光があたりすぎるのを防ぐ「ドッジング」と呼ばれる手法が使われていました。覆った部分のコントラスト不足がしばしば起きますが、全般的に良好な結果が得られました。
DxO Lighting エンジンは、これと似た手法を使いますが大幅に改善されています。
- DxO Lighting は明るくする部分を自動的に判断します。
- DxO Lighting は部分的なシャドウ部の明るさを上げるだけでなく全体のコントランスとのバランスを見ながら部分的なコントラストを向上させます。
- DxO Lighting は明るくしても日陰部分の色はそのまま保持し自然な色彩を再現します。
シングルショット HDR
一枚の写真からHDR効果を!
HDR(ハイダイナミックレンジ)は写真業界で現在注目されている技術で、一度に露光の違う数枚の写真(例:-2 ストップ、0、+2 ストップ)を撮影しハイライト部分とシャドウ部分の両方のディテールを再現します。
DxO Optics Proは、HDRに代わるパワフルなプリセットが内蔵されており、たった一枚の画像から同様の効果を得ることができます。リニューアルしたDxO Lightingエンジン(バージョン6.5より)のパワーをフルに活用し非常に暗い部分の明度を大きく上げます。さらに
- 彩度が上がりすぎるのを防ぎ自然な発色を保持します。
- DxO Optics Pro内蔵の独自のデノイズ・エンジンとラボで測定されたカメラのカリブレーションを使ってノイズを非常に低レベルに抑えることが可能です。
シングルショットHDRプリセットは、他のプリセットと同じくDxO Optics Proに取り込んだすべての画像に適用することが可能です。複雑な補正の組み合わせを一枚一枚の写真や複数の写真に自動適用することで、手動の補正作業に たよることなく画像をただちに処理することができます。

ハイライト保持
デジタルカメラを使うフォトグラファーにとってハイライトの保持は極めて重要です。カメラのセンサーがあるレベル以上の光量を受けると全て白色として処理してしまうからです。
この現象を十分意識して露光をややアンダーにしても白とびは起きます。これは単に光の強い反射が原因で起こることもありますが、雲に覆われた空の写真に多く起き、白くベタっとなってしまいます。
DxO Optics Pro のハイライト保持は画像全体の露光レベルを調整しハイライトのディテールをリカバリーします。このエンジンを使うと、赤、緑、青の三つのカラーチャンネル のうち二つが最高値に達している場合でも、残った一つをベースにして他の二つのチャンネルの値を計算して設定します。
ハイライト保持はDxO Lightingと密に連携して機能します。ハイライト保持は全体の露光レベルを下げる傾向にあるため、シャドウ部が暗くなり一部のディテールが失われて しまいがちですが、DxO Lightingはリカバリーされたハイライト部分をそのままに維持しつつシャドウ部の明度を上げることができます。