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フォト > DxO Optics Pro > 光学補正 > ヴィネット (口径食)
 
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ヴィネット (口径食)

 DxO Optics Pro は、画像のヴィネット(口径食)を自動的に補正し、画質を向上することができます。

  • ヴィネット(口径食)とは
  • ヴィネット(口径食)はなぜ重要か
  • ヴィネット(口径食)の補正はどれくらい複雑か
  • DxO Optics Pro による口径食(ヴィネット)補正

 


大半のレンズでは、レンズの端よりも中心のほうが明るくなります(特に絞りを広く開けた場合)。 これは広角レンズと一部の望遠レンズにおいて特に顕著です。 このような現象を、ヴィネット(口径食)と呼びます。

 

 


写真撮影において光(光量)は最も重要な要素であるため、ほんのわずかなヴィネット(口径食)によっても、撮影される写真は大きく変わってきます。 被写体の映り方はもちろん、写真が見る人間に与える印象(=人間の目による写真のスキャニング)にまで影響を与えます。 フォトグラファーによっては、ヴィネット(口径食)の効果を逆に利用することで、写真を見る人間の目をフレーム内に留めるというようなテクニックを使うこともあります。

1. フレーム端に近づくにつれて段々と暗くなる現象

 
 同色または同照度のエリアが多く含まれる被写体の場合、照度のこのような減少は問題になることがあります。 複数の人物を撮影する場合、フレームの真ん中に写っている人よりも、端の人のほうが暗く写ってしまっては困ります。 建築写真などについても、同じことが言えます。

2. 人間の目のスキャニングに影響を与える


 ヴィネット(口径食)をうまく利用することで、人間の目による写真のスキャニングをコントロールし、写真が与える印象を変えることも可能です。 しかし、これはあくまでもクリエイティブ効果として意図的に作り出すべきです。レンズと絞り/焦点距離のせいで「発生してしまった」のでは思い通りの効果は得られません。

 

Photo: David Lamouller (Nikon D70 AF-S DX Zoom Nikkor 18-70 mm f/3.5-4.5G IF-ED)

3. より複雑な画像トリミング


 ヴィネット(口径食)は放射形対称であるため、非対称的なトリミングは非常に目立ってしまいます。

 

 


1. レンズ依存性

 
 自然なヴィネット(口径食)は、それぞれのレンズ設計に固有のものであり、絞り口径とは無関係です。 ズームレンズの場合、一般的には、焦点距離が短くなるほど、ヴィネット(口径食)は増加します。

2. 絞り口径依存性


 レンズには物理的な厚さがあるため、絞りを開けると、フィールド端で入射瞳がカメラボディによって部分的に遮られてしまいます。 焦点範囲を短くすると、ヴィネット(口径食)が増えてしまうのはこのためです。

3. トーンカーブ依存性


 ヴィネット(口径食)は、露光トーンカーブによっても発生します。 トーンカーブは、センサーで生成された電荷(チャージ)をデジタル値に変換する際に使用される曲線です。 トーンカーブは非線形であるため、露光量の差が一定でも、デジタル値の差は一定にはなりません。 つまり、グレーレベルの異なるピクセルが同じヴィネット(口径食)の影響を受けると、それぞれのピクセルのグレーレベルの減衰量も異なってくるのです。 したがって、特定のキャプチャ設定に合わせた汎用マスクでは、ヴィネット(口径食)を補正することはできません。

4. 露光オーバーのリスク


 ヴィネット(口径食)が画像の明るいエリアと暗いエリアの両方に発生している場合、ヴィネット(口径食)の補正はさらに複雑になります。 このような場合、それぞれのエリアに対して、別々のマスクが必要となります。 一般的に、マスクは画像のグレーレベルのばらつきを考慮に入れる必要があるため、ある画像の補正に使用したマスクは別の画像のヴィネット(口径食)補正には使えません。

Photo: Guillaume Gaiotti

5. ノイズおよびカラーコントロール


 さらにヴィネット(口径食)補正では、ご覧の画像のように、暗いエリアでノイズの増加が目立ったり、色が変わることも防がなくてはなりません。 よってヴィネット(口径食)補正は、補正する画像にも大きく依存することが分かります。

Photo: Guillaume Gaiotti
 

 


 つまりヴィネット(口径食)補正は一見簡単なようで、実は非常に複雑で困難なプロセスなのです。 一般的な画像処理ツールでも部分的なヴィネット(口径食)補正は行えますが、画像 1 枚 1 枚に対して補正パラメータを手動で設定しなければなりません。

vign_dxo_1_en.jpg

vign_dxo_2_en.jpg

Photo: Philippe Tarbouriech (Nikon D70 AF-S DX Zoom Nikkor 18-70 mm f/3.5-4.5G IF-ED)

 DxO Optics Pro によるヴィネット(口径食)補正は、上記のすべての要因を考慮しつつ、すべての補正パラメータを自動的に最適値に設定することができます。


- あらゆるキャプチャ設定に適応 (絞り口径、撮影距離、焦点距離等)
- トーンカーブに適応
- 露光オーバー制御
- ノイズおよびカラーコントロール













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