ColorWheel: パワーとシンプルさの融合

画像の色合いをさらに美しくしたいとお思いですか?ColorWheel はまさにそのためのツールです。洗練されたダイナミックなデザインで、操作性にも優れ、最大限のコントロールと優れた結果をもたらします。


ColorWheel は DxO PhotoLab 6 のシームレスな RAW ワークフローの一部であり、色相、トーン、彩度の変更は、非可逆 JPEG の編集よりもはるかに高い品質で行うことができます。RAW ファイルにはより多くのデータが含まれているため、フリンジやディテールの欠落といったアーチファクトの少ない、より強力な補正が可能です。


見やすいということは、使いやすいということ

ColorWheel というツールの最大の特長はそのビジュアル性です。他の RAW 処理ソフトウェアとは異なり、選択した色がホイール上ではっきりと強調表示されるため、何を編集しているのかを正確に把握することができます。また、編集は画像上にライブで表示されるため、常に精度の高い編集が可能です。


ワンクリックで色を選択

色の範囲を選択するには、8 つのカラーチャンネルのいずれかをクリックします。また、スポイトツールを使って、画像上で直接クリックしても選択できます。

そしてホイールの外縁を回すことで、選択した色相を微妙に変化させたり、大胆な調整で写真のパレットを完全に変えたりといったことができます。

すばやく正確な微調整

調整の結果に不満がある場合は、内側のホイールを使って各チャンネルを微調整できます。これにより、編集する範囲に色相を追加または削除して、調整をより正確に行うことができます。

このカワセミは、水色のトーンの一部が緑にシフトしているため、少々異なって見えます。

青をさらに多く取り込むには、内側のホイールをドラッグして調整します。

彩度、輝度、均一性のコントロールの使用方法

選択した色の色相を変えるだけでなく、ColorWheel の下にあるスライダーを使って彩度 (鮮やかさ) と輝度 (明るさ) を変更することができます。

ホワイト/グローバルチャンネルを選択すると、彩度スライダーにしかアクセスできませんのでご注意ください。


3 つめの均一性スライダーは、他のものと少し異なります。

右にスライドして均一性を上げると、選択した色の色相が互いに近付き、調整がより均一になります。左にスライドして均一性を下げると、選択した色相が互いから離れ、調整がより多様になります。

均一性スライダーを左にスライドすると、選択した色がさらに離れ、より多くの色相が生じます。これは、撮影時に感じたコントラストのある色合いを鮮明にしたい場合に有効です。

このカエルは、緑チャンネルの均一性を -70 に下げたときに緑の色合いが多くなり、黄色のトーンがより強調されます。

しかし均一性を +70 に上げると、これらの緑は均一に見えます。

均一性を高めることは、特定の色相に一貫性や均一性をもたせ、画像の不安定さやまとまりの無さを取り除く必要がある場合に最適です。その結果、風景をより穏やかに見せたり、肌のより美しく見せたりできます。カエルの場合、画像内の黄色の多くが緑になるため、より鮮明な緑のカエルになります。


すべての色をコントロール

DxO PhotoLab の ColorWheel では、強力かつ直感的に使える複数のツールが 1 か所にまとめられ、瞬時にフィードバックを提供します。また、色のコントロールをこれまで以上に容易にするインターフェイスも備えています。

DxO PhotoLab 7

高度なエンドツーエンドの RAW 写真編集ソフトウェア