DxO PhotoLab

DxO OpticsPro 10の表示と画像比較モードの使い方

Christophe Gressin氏とのコラボレーション

このチュートリアルでは、補正作業を効率よく行うための様々な表示モードと画像比較モードを紹介します。

このチュートリアルには以下のものが必要です。

  • DxO OpticsPro 10 (Essential版/Elite版)
  • RAW画像を奨励

1- DxO OpticsPro 10の画像表示モード

様々な表示オプション

選択〕タブと〔設定〕タブのどちらでも、ツールバーにある様々な表示モードや画像比較が利用できます。

ツールバーの左にある2つの画像比較用のツールは、次の章で詳しく説明します。

ツールバーの左から3番目と4番目のツールを使えば、ズーム率を素早く変更できます。3番目の〔ズームフィット〕アイコン  をクリックすると、画像をプレビューウィンドウ大きさに合わせて表示します(プレビューウィンドウの大きさは、スクリーン自体の大きさだけでなく、両側のパネルと下にある〔画像ブラウザ〕の位置や大きさによります)。4番目の〔ズーム率100%〕アイコン  をクリックすると、画像の実際の大きさで表示します。

〔ズームフィット〕表示と〔ズーム率100%〕表示を交互に行うためには、プレビュー画面でダブルクリックします。これ以外のズーム率が選択されている時に、プレビュー画面でダブルクリックをすると、〔ズーム率100%〕表示に戻り、再度ダブルクリックすると〔ズームフィット〕表示になります。プレビュー画面よりも表示されている画像が大きい場合、画面上でクリックをして移動して、見たいところを探すことができます。

最後の右端のボタンをクリックするとプルダウンメニューが開き、予め設定されたズーム率を選択することができます。

表示されたズーム率の欄に直接数字を入力して[Enter]キーを押すと、そのズーム率で表示できます。利用できるズーム率は1%から1600%です。

マウスのホイールを前後すれば、自分の好きなズーム率で表示できます(Mac OSの場合、[CMD]+マウスホイールの前後)。これが一番有効なズーム方法です。

〔移動/ズーム〕パネル

ズームした状態で、画像内の複数の場所で同時に作業する必要が生じる場合があります。カメラのセンサーのダスト除去やジオメトリ補正のアンカーポイントを移動する時などが該当します。

この下のデモ画像の様にズーム率100%で表示する場合、〔移動/ズーム〕パネル内にプレビュー表示されている部分が四角の枠で表示されます。

〔移動/ズーム〕パネル内の四角の枠内で左クリックをしたままマウスを移動すると、プレビュー画像の表示範囲を移動できます。パネル内の四角の枠外でクリックすると表示範囲を直接移動できます。

ヒント

ダスト除去やジオメトリ補正ツールが選択されている場合、マウスは補正ツールの操作に特化していますが、スペースキーを押すとマウスをハンドツールに変えることができます。プレビュー表示の範囲を移動するには、スペースキーを押したままマウスで移動します。

2- 同じ画像に異なる補正を適用した場合の画像比較

補正を適用した画像と適用しない画像

DxO OpticsProのデフォルト設定では、画像を開くと〔DxO標準〕プリセットが自動的に適用されます。このプリセットは単なるデモザイシング(RAW現像)ではなく(RAW画像の場合)、光学的またジオメトリ補正を同時に適用します。デフォルトで設定されている補正を適用しないでRAW現像したい場合、〔補正なし〕プリセットを選択する必要があります。

〔プリセット〕パネル

左の画像:〔補正なし〕プリセットを適用/右の画像:〔DxO標準〕プリセットを適用

デフォルト設定では、現在作業中の補正画像と補正なし画像を比較するように設定されています。

画像比較を行うには、〔画像比較〕ボタン  をクリックします(Windows版では、ショートカット[CTRL]+Dが利用可能)。これで補正が適用されていない画像が表示されます。

参照画像を選択する

画像比較〕ボタンの右にある矢印をクリックすると、画像比較に利用できるオプションが表示されます。

デフォルトでは〔補正前〕がチェックされています。1枚または複数のバーチャルコピーを作成した場合、参照画像として選択することが可能になります。

メモ

Windows版では、バーチャルコピーを参照画像として使用するには、一度処理(エクスポート)されている必要があります。

画像比較のための表示モード

画像比較〕ボタンを使えば、現在補正作業中の画像の代わりに選択した参照画像を表示できますが、2枚を同時に表示したい場合があります。〔参照画像と補正画像を並列表示〕ボタン  をクリックすると、画像のサイズに応じて横または縦に2枚並べて表示します。例えば〔風景:偏光絵葉書〕を適用すれば、2枚の違いを目視確認できます(使用する写真で差が出ない場合がありますので、その場合は他のプリセットを試してください)。

全てのパネルが表示された状態

3つのパネルを非表示にした状態

この表示モードの場合、前述した移動やズーム機能は全て有効で、2枚の画像表示は連動して変わります。画像内のディテールを比較したい場合に便利です。

補正ツールの2種類の補正値を比較する

最後に、補正ツールの2種類の補正値を比較する便利な方法を紹介します。例えば、2種類の色温度やマイクロコントラストを比較したい場合など、いちいちバーチャルコピーを作成する手間を省くことができます。

まず、比較したい一方の補正値を入力し、次に他方の補正値を入力します。キーボードショートカットの〔キャンセル〕(CTRL+Z/CMD+Z)と〔やり直し〕(CTRL+Y/CMD+MAJ+Z)を交互に使うことで、2種類の補正結果を比較することができます。これはどんなズーム率が選択されていても機能します。

写真提供: Cath Schneider